2013年01月09日

東海道支線地下化「うめきた」新駅、平成27年度にも着工

キタ〜関空直結「うめきた」新駅、平成27年度にも着工 35年ごろ完成 MSN産経West

京都駅から関西空港駅を結ぶ特急「はるか」などが使用するJR東海道線支線を地下化し、JR大阪駅北側に設ける新駅について、大阪市が平成27年度にも着工することが30日わかった。新駅はJR大阪駅北側の再開発地区「うめきた(梅田北ヤード)」の2期開発区域に設置し、完成は35年度ごろの見通し。新駅ができれば、梅田から「はるか」に乗車できるようになり、関空への利便性も高まる。

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 現在、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が進める2期開発区域の更地化工事が26年度末に完了するのを受け、大阪市は同支線の地下化と新駅設置の工事に着手する。工事はJR西日本に委託する見通し。事業費は線路の地下化に約540億円、新駅設置に約150億円を見込んでおり、主に大阪市が負担し、JR西も一部を負担するとみられる。

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梅田貨物線を走るJR特急「はるか」

大阪市はうめきた2期地区の整備を急ぐので、なにわ筋線の決定を置き去りにしたまま、東海道支線(東海道線支線)の地下化、新駅の工事に着手するようです。なにわ筋線の具体化は事業主体が決まらないことで、進展が見えない。国土交通省近畿運輸局の会合も重ねているようだが、リーダーシップ不在で決定には至らないでいる。近畿運輸局が調査した結果では、なにわ筋線の当初の汐見橋接続案より、南海は難波接続が有効と結論が出された。

大阪市が考えるプランは、うめきた2期地区のみの地下化であって、梅田貨物線は残す格好になる。梅田貨物線(福島〜西九条〜安治川口)は現状のままになる。この問題は梅北〜福島〜西九条間が単線であることと、淨正橋踏切が廃止できないことにある。
平成25年3月のJR貨物ダイヤ改正でも、わずかだが安治川口駅発着の貨物列車が残されている。うめきた新駅開業時点に貨物扱いを廃止しても、それまで地平の線路は存続する。
うめきた2期地区の地下化は、当面は梅田貨物線ルートを想定して、関空特急「はるか」等の運行をするにしても、地下部分で「なにわ筋線」接続の準備工事は可能である。(JR難波駅は準備工事を完了している)

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梅田北ヤード。

なにわ筋線建設には、他の線区と同じような第三セクター、第三種鉄道事業者の設立が必要になるが、大阪市が積極的な動きを見せていない。そうかといってJR西日本も他力本願の姿勢は相変わらず。
大阪市の動きが鈍いのは、財政の問題もあるが、大阪市交通局御堂筋線と競合するのが影響しているようである。近年の乗客の減少傾向は、主として運賃による影響であるが、地下鉄からJRに乗客が移転するのも無視できない状況にある。
なにわ筋線は新大阪〜うめきた〜中之島〜難波〜天王寺と、市交御堂筋線に匹敵する優良路線になりうる可能性のある路線ともいえる。これまで独占できた大阪都心部の乗客をごっそり持っていかれないとも限らない。
なにわ筋線以外に西梅田十三連絡線の構想もあったが、この構想もとりあえずは置き去り。



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posted by マッチ at 00:27| Comment(0) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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